こんばんは!
雨が降っております。
今日、いつも通り午前中に刺繍をしておりましたら。
ふと散歩にでも行こうかなと思いました。
前回の記事で、愛犬が私を外に連れ出してくれていたんだな云々書きました。
今はお空に行ってしまい、私はすっかり散歩に行く事もなくなりました。当たり前と言えば当たり前かなw。
まあそんな気持ちもあってか、歩いてみるか〜と急に思い立ち散歩へ。
刺繍もそこそこにして、久しぶりに歩いた私。
フラフラと歩いては本屋に寄り本を買い、セブンイレブンに寄りスイーツを買い、挙げ句はスーパーに寄り、特売とやらの刺し身を買ってしまった。
帰宅時に雨が降り始め、傘を持ってきていてセーフ!
‥‥なんて少し上機嫌に。
しかしまあ。
ただただ散財しに行ったようなもんである。
そんな散歩の折に。
本屋に寄った訳でありますが。
「街道をゆく」を見つけた。
まあ見つけたと言っても有名な本だし、大概置いてある本だろう。
作者はもちろん司馬遼太郎さん。
日本や世界に旅して、その地域地域に思いを馳せるとでも言おうかしら。
そんな本。
私は「街道をゆく」シリーズが割りと好きで。
図書館で借りたりしながら、ちょいちょい読んでいた。
特に気に入っているのが7巻。
かなり年季が入ってきて、いつ買ったのかも覚えていないが、図書館で読んで面白くて、こちらの7巻だけ買ったのを覚えている。
それから、なぜかな何回も何回も読んだ。
作中で、司馬さんが炭焼きの老人と出会う話しなどは特に好きで。
「老人は少年のころから炭を焼きつづけてきて、炭というものについて他人が入り込めないほどの風景をもっていた‥‥」
この一節が、私は好きでならない。
私は昔から古代史が好きだけれど。
歴史は、風土や気候その土地に住む人々を抜きにはありえないと、生意気にも思っている。
そういう意味で炭焼き老人の話は。
風土と人が風景をつくり、歴史を紡いだというのを感じられて、じんわりする。
もちろん、炭焼き老人が歴史に名を残す訳ではないけれど。
その風土や人が作り出した風景から盛り上がるように、いわゆる有名な歴史の出来事に土地土地が、人々が絡んでいっているのかもなと思ったりする。
あとこの本は、司馬さんと一緒に旅をする須田画伯という方がいらっしゃるんだけれど。
この7巻は、司馬さんの須田画伯愛とも言おうか。
それが随所に感じれて、ほっこりした気持ちになる。
変に長々と好きな本について書いたけれど。
散歩して寄った本屋で見つけた「街道をゆく」は、なんだかキレイになっていた。
私が好きな例の7巻も、表紙が昔とは変わったのかな?
とりあえず、1巻と2巻を買った。
セブンイレブンのスイーツ食べながら。
たまには無駄遣いも良いなと思った日曜日でした。
(・∀・)
最近食べた物。
ではでは、また!