老犬ミニチュアダックスと虚弱な私の日々

我が家に7歳でやって来た愛犬は2021年3月に18歳でお空へ。2023年5月5日再びワンちゃんとの暮らしスタート!潰瘍性大腸炎虚弱体質な私の日々。

犬の会陰ヘルニア、我が家の場合。

 

 

こんにちは。

 

今日は雨?かな。

お天気はよくないですね。

 

とりあえずお洗濯して、お風呂場で乾かしております。

 

さてさて、最近。

我が家の愛犬ナチヲさんは、元気に暮らしておりますが。

やはり老犬ですので、その日その日で、色々と気になる事もあります。

 

足腰が弱っているというより、関節が少し痛むみたいですね。

ですので、サプリを飲ませてみたりしています。

 

なんだかんだと15歳の日々を頑張っているナチヲちゃんですが。 

我が家の愛犬ナチヲは、この家に来てすぐに手術をしています。

7歳の時、会陰ヘルニアでした。

 

犬の会陰ヘルニアの症状:我が家の場合

我が家にきた当初ナチヲは、私や新しい場所を警戒して少しの期間、、連れてこられたカゴに引きこもっていました。

 

blog.uc-onakank.net

 

そうして、それがようやく終わり、お散歩に出かける事になったりして。

気づいた事がありました。

 

「この子、ウンチしないよね。」

 

いや、正確にはウンチをしたがっている様子で、ウンチングポーズをするのですが。

出ないのです。

出ても人間の小指の先程度の少量でした。

 

私にも徐々に慣れて、毎日の散歩が楽しみな様子で喜び勇んで散歩に行くナチヲですが。毎度毎度ウンチをしません。

でもしたがっている…。

 

おかしい。

 

そう思い、家で色々調べました。

その時に、どうもこれではないかと思ったのが会陰ヘルニアでした。

 

犬の会陰ヘルニアとは

犬の会陰ヘルニアは、肛門まわりにある筋肉の間に隙間ができて、ポケットのように内臓が入り込む、、、というか、できた隙間から内臓が飛び出でしまう病気です。

  

我が家の愛犬ナチヲの場合、その隙間に腸が入り込んでしまった為、便秘や排便困難な症状がでたのでした。

他にも膀胱が入り込んで、排尿困難に陥ったりする事があるそうです。

会陰ヘルニア事態で命の危機になる事はないようですが。

排便や排尿困難になれば、体に良くない事が起こり、それがキッカケで他の病の原因になるかもしれませんし要注意ですね。

 

会陰ヘルニア原因

会陰ヘルニアの原因となると、少し難しいようで。

コレが原因であるというハッキリしたものはないようですね。

しかし筋力の低下が原因である事は間違いないようです。

そして5歳以上のオス犬に多く見られることから、男性ホルモンの影響があるのではないかとも言われているみたいですね。

ともかくハッキリとした原因はわからない病気です。

ですので、原因を心配したり排除せんとするよりも、犬の肛門周りに異常なふくらみがあった場合や排便・排尿困難な状態であった時に、はやく気づき、病院へ行くのが良いのかな、と思います。

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ナチヲの場合はこんな感じです。

上からナチヲをみた状態で、左のお尻あたりです。

ナチヲの散歩時の排便困難が「おかしいな」と思い、ナチヲの肛門まわりを観察したら、「なんだかポコッと出ている…」。

ネットで調べた症状と酷似していて、もうこれは絶対会陰ヘルニアだな!!

そう思って、動物病院に行きました。

 

 

会陰ヘルニアの治療

 

愛犬が会陰ヘルニアだと思った私は、「会陰ヘルニアだと思うのですが」という旨をはじめからお医者さんに伝えました。

2件回りましたが、2件とも「会陰ヘルニア」との見解でした。

そして2件目の病院にお世話になる事に。

それが今もお世話になっている病院と先生でした。

 

最初の病院が信頼できなかったわけではないのですが。

本当に申し訳ないのですが、「会陰ヘルニアですね、手術いつします?来週だと、え~っと、、」って、、おいっ!!!!!

まあ、会陰ヘルニアだと思うと申し出て診察受けたから、先生も説明不用と思ったのかもしれませんが、どんな手術なのか云々の話もなく、ネットでは解らない詳しい説明が欲しかったのもあって…。

「ちょっと考えます」といって、他の医院にいきました。

その2件目の病院では、犬の体の図を見ながら説明してくださり、そういった意味で手術が必要である、そして再発する可能性もある云々…。

すべて納得してお願いしました。

 

手術は、飛び出た臓器を元の状態に戻し、筋肉の隙間をふさぐという手術です。

その際、去勢していないワンワンは再発率が高いという事でした。

ナチヲは引き取ったとき、去勢されていませんでした。

さらに、診察の上で「前立腺肥大」もわかったので、去勢手術もお願いしました。

 

会陰ヘルニアは再発のリスクの高い病気だそうです。

その再発の原因となりえるのが。

無駄吠えと肥満だそうです。

吠える事で腹圧が高くなってしまう事で再発するとの事らしいです。

まあ、穏やかにしているほうが内臓などに負担が少ないという意味ではないかと思います。

 

肥満も内臓脂肪が増え、体全体の筋力が低下しやすくなるらしく、肥満も再発の要因になるそうです。

難しいのが再発防止にとした去勢をすると、太りやすい体質になるワンワンも多いとかで、より注意なわけです。

 

犬の会陰ヘルニアのまとめ

我が家の愛犬ナチヲは、排便困難という事から何かおかしいぞと言う事で会陰ヘルニアである事に気づけました。

会陰ヘルニアは、そういった症状と共に、お尻のあたりにふくらみができます。

内臓が筋肉の隙間から飛び出ているので、外からみると何かふくらんで見えるのでしょう。

ナチヲの場合は、そこに腸が入り込むという事になったので、そのポケットのようになった部分にウンチが入り込んだ状態になったようです。

結果、排便困難に。

 

ナチヲの症状は獣医師さんいわく、「ここ数か月で起きたことではない」との事でした。前の家族の段階で、排便困難ははじまっていたでしょう…と。

もしかしたら、ナチヲは元気に暮らしたくて、私に気づいてって我が家に来たのかなwww、なんて勝手に考えてます(^▽^)。前の家族とは、お散歩もろく行けてなかったようですし、気づけるもんも気づけないってなもんですね。

 

ちなみに会陰ヘルニアがわかり、手術までの日を待つお散歩で、排便のサポートをしました。

汚い話で申し訳ないですが。

その際に、ものすごい量のウンチでました。

できてしまった筋肉の隙間にはいりこんだ腸にウンチが入り込んでたのです。

その大量のウンチがサポートにより出ました。

ナチヲも大喜びで、ワンワンワンワーーーンって駆け回り、私に飛びついてきました。

そらもうスッキリしたんでしょうね!!!

あの時の喜びようは、今でも忘れられない。本当に、めっちゃ喜んでるし!!!

凄いなあ、犬の感情表現はと思いましたよ。

それ以降、毛艶もよくなりました♪

 

排便サポートする際に、最初はワンワンが嫌がるかもしれません。

でも大丈夫。

1:愛犬がウンチングポーズしだしたら数秒待つ。我が家4秒。

2:サッと膨らんでいる部分を優しく押す。

3:ゆっくり肛門に向かって押し出すイメージで。

ウンチが出れば犬も快適。

こちらが変な事してるのではないとわかれば、サポート待ちみたいな顔してこっちを見る事もありますww。

 

会陰ヘルニアは再発もあり、完治は難しいかもしれません。

でも治療でワンワンの暮らし楽にする事はできます。

我が家も、あれから8年経ちますが、なんとかやってます。

一応再発はないかもしれません。

先生も、たぶん大丈夫かな…って(^▽^)♪

自力で一応できていますからね。

たまに手伝うけど。

 

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そんな感じで、今日は愛犬の会陰ヘルニアについて書きました。

ではでは、また♪

ありがとうございます。

 


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